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冬もマスクに悩まされた件まとめ

随分と間が空きました。

今までの試行錯誤で猛暑もなんとか乗り切り、今度は冬季の流行性感冒を予防するためのマスク着用が重要視される時期になりました。
世界規模で多くの死者を出しているCOVID-19も日本では幸いにして極端に死者が少なく、非常事態宣言が再発令されるに至っても今なおインフルエンザ以下の脅威度でしか推移しておりません。

それでもマスク着用はマナー・エチケット扱いされ半ば義務的なものとして定着し、1年前には考えられなかった光景…見渡す限り顔を隠した人の群ればかりという状況となってしまったことは半ば滑稽でもあり、恐ろしくも感じます。
そもそもコロナでの死者が極端に少ない日本ではニュージーランド方式が正解で政府もマスコミも間違いまくりだとか、治験も無しで国民にワクチン射たせて二次災害を誘発しようとしてるのがあたおかだとか、そういうのはもうどうでもいい段階まで来ちゃいましたし目の前の自己防衛のことだけを考えるとしましょう。

 

それはさておき、暑さに苦しめられた夏が過ぎ些かなりと鬱陶しさが軽減されたと思ったところで、暑さと無関係にマスクが苦手な理由のひとつに辿り着きました。
夏場はとにかく暑さ対策に気を取られて気付けませんでしたが、息を吸い込んだ際にマスク表面が鼻腔を塞いでしまうことで息苦しさを著しく助長していたことに着目しました。
これが解決すれば大きな改善が見込めるので、今まで以上に鼻腔とマスクが接触しないよう物理的に空間を確保する工夫が必要です。
そして新たな試行錯誤が始まりました。

今回は何度も失敗した部分は全て割愛し、最終的に辿り着いた部分だけを書き残しておきます。
世間では二重マスクなんていう結果的にウイルス防護能力を損ねるような本末転倒な方法が伝播しておりますが、その流れには乗らず夏に試した方法の延長線でトライ&エラーを繰り返しました。

材料は不織布マスクと、夏にもお世話になったマスク用取替シートです。

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マスクについては、ネットや口コミで評判の良かった柔らかいマスクを使ってみましたが、これが逆に私を苦しませました。
マスク本体が柔らかければ柔らかいほど呼吸で変形して鼻腔を塞いじゃうんです。柔らかさが仇となって余計に呼吸が苦しくなってしまったという失敗談を経て、こういう工夫をしてみました。

接着する前の取替シートを二つ折りにしてから表面を熱したアイロンで軽く素早くサッと撫でつけると…

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このようにシートに若干の硬さが生まれ、折り目がついたまま形状を維持できるようになりました。
そして同じく鼻の当たる部分で二つ折りにしたマスクと重ねて折り目をしっかり合わせてから、夏の時と同様、シートの縁部分をアイロンで熱接着してやります。シートが外れなければOKなので、ノーズワイヤーと重なる部分のみ集中してアイロンがけをしてピッタリとくっつけます。

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これで完成。今回はシートの分割も行わずアイロンがけも最小限にして手間を減らしたので、作業時間も大幅に短縮しサクサクと量産できました。

夏場に工夫した時はシート自身の柔らさが呼吸阻害の一因だったのですが、マスクの内側に接着する前にシートを少し硬くするというひと手間のおかげでマスク内の空間が保持され、呼吸によって鼻腔が塞がれることが無くなりました。

実際着用してみて、この方式が今のところ一番呼吸がしやすいものとなっています。
もちろんマスク本来の息苦しさは当然ありますが、一体化加工してあるためズレず外れずマスクとしての機能を一切損ねずに息苦しさの軽減に成功できたのは一定の成果ではないかと思っています。


最近問題視されている鼻マスクや布マスクにウレタンマスク、二重マスク等のファッションチックな手段は被害の少ない日本だからこそ見過ごされているだけで、海外に赴くビジネスマンにとっては死活問題ともなりえるものです。
今後もどのように推移するのかまったく見通せない状況ではありますが、日々油断なく過ごして行きたいものですね。

 

※おまけ
理髪店でカットしてもらった際に盲点に気が付きました。

 

そう、鼻毛です。
呼吸のたびに感じる不快感のひとつが、この鼻毛だったんです。
試しに鼻毛カッターで鼻腔入口付近の鼻毛を丁寧に切り揃えてやると…それだけで鼻の不快感が軽減しました。大発見した気分になりましたねw

COVID-19にマスクは効果なしとも囁かれていますが、もはやマナーと化してしまった昨今、これでもう少しだけ不快感を減じた形でマスクと付き合っていけそうです。

早くマスクしなくてもいい状態になることを祈りつつ、今回はこれまで。