kの備忘録

備忘録的な何かです

割れた唇を治療する

COVID-19の影響で年がら年中マスクを着用するようになったせいでしょうか、人生でそう何度も体験したことがなかった症状が発現しました。
それが、唇がパックリと割れる現象です。

今までは仕事上で劇薬を扱うようなポジションにいた時以外は特に手も荒れたことはないし唇も割れたことはなかったんですが…
昨年からの一連の疫病対策で頻繁に手をアルコール消毒するようになった影響で手は荒れ放題で、前述の仕事環境以外で初めてハンドクリームを常備する羽目になりました。
唇もほぼ間違いなくマスクの強制装着による環境変化に由来するものでしょう。

割れた唇は熱いもの冷たいもの個体液体一切問わず口にするもの全てに反応し、辛いものなど口にしようものなら…のた打ち回るほど痛みます。
さすがに我慢できないので、少しでも早く傷口を塞ぐためにこんなものを用意してみました。

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知る人ぞ知る新世代絆創膏「ケアリーヴ」の高いほうです。

この製品、安いほうは普通の絆創膏なんですが、高いほうの製品はハイドロコロイドを使って「人工かさぶた」を形成するという、最近登場した新しい治療法を採用しています。
人工的にかさぶた状態を作り上げることで自己修復を助けるこの絆創膏を、場所的にかさぶたが出来にくい唇の治療に使用してみました。

まず購入するのは前述の写真の通り防水タイプの「スポット用」という超小型サイズのものをチョイス。もちろん高いほうです。
これをさらにフィルム部分を最小限になるまでカット。

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こんな感じにしたら下準備は完了。
ゆっくり風呂に入って、唇全体が水分を得て柔らかくなった状態にしてから割れた箇所にカット済みの絆創膏をペタリ。
この時、多少痛くても割れた患部を意図的に広げて、露出した肉の部分に絆創膏の薬剤が直接接触するように貼り付けるのがポイントです。
そのままひと晩貼ったまま寝てみてください。
早い人なら翌朝剥がした時にはもう薄皮が出来上がっています。
私の場合はひと晩で薄皮、ふた晩経つと完全に痛みが消えました。
場所が場所なので何度も剥がれてしまうんですが、根気よく貼り直し続けしょう。
一度塞がってしまえば、あとはお馴染みリップクリームでのケアが可能になります。

もちろん個人差はあるでしょうが、私はこの方法で痛みから開放されました。
同じように悩んでいる方がいらっしゃったら、一度この方法を試してみてもいいかもしれませんね。